殺意と炎天下の純情

吐いて捨てるほどの

哲学部に入らなくてよかった

 

 

‪朝起きて 顔を洗って歯を磨いて服を着替えて 家を出て電車に乗ってバスに乗って 好きな音楽を聴いて 昨日消したパズルのアプリをちょっと悔やんで 今日の予定を確認して 溜まっている絵のスケジュールを考えて そうやっている私が私としていろんなものを見てきいて考えているのが、私から全てをみているのが、なんで私なのか 私が私としていることが不思議で、わからなくて ちょっと怖くてよくわかんなくて なんで私は隣の男の子ではなかったのか なんで私はバスのおじさんではなかったのか 一限の先生ではなかったのか たまたま、ほんとうにたまたま私が私としていることがわからなくてちょっと怖い‬