殺意と炎天下の純情

吐いて捨てるほどの

 

人に自分のことを話す時、

うまくできなくてつい笑ってしまう

自分を茶化しているのが自分自身

静かにゆっくり話したくても

大きな声で笑って誤魔化している

だって、静かにゆっくり話したら

みんな僕のこと心配する

静かにゆっくり話を聞いてくれてしまう

僕もどうしたらいいかわからないんだけど

人が自分に真剣な顔を向けてくれることに

あまり耐えられない

ましてやそれが自分のために使われている時間だと尚更耐えられない

笑って聞いてくれた方が楽なのに

ああまた笑ってしまったって思う

だからいつも僕は1人でいるとき静かになる

僕いっつも違う顔してるけど

本当は湿ってて暗くて砂の香りがするんだよ