殺意と炎天下の純情

吐いて捨てるほどの

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

台所

いつからだったか覚えていない 家に1人の時間に薄く暗い台所に立つと なぜだか無性に悲しいような切ないような静かにざわざわとした気持ちになることに気がついた なぜだかわからなかった 静かにごおおと鳴る冷蔵庫 これは、水の中に居るときの音だ 母の立…

破壊と侵食

ふと寂しいなと思うことがあるなにがなのかはわからなくて ただ漠然とした消失感を抱いているだけなのだ いつも通り得るものは、怖い 失うことは、そこまで慣れていない それでも思い返すと手放したものや手放されたものがあるのには間違いなくて、慣れてい…

忘れられない人がいる というのは悪いことではないのだろう 良いものでも、悪いものでも それがたとえもう他の場所に行っていたとしても、それが海でもこの世でも この世でなくても カーテンを閉めて 開演を謳ってみる 誰かいるならそれでよかった そんなこ…

グッバイ シーユー

さようならって言葉 左様なら それならば そういうことならば、 では、そういうことで そういうことならば、どういうことならば もう会えないような気がする 失って蔓延したもの またね またね またね また会えるよって言って欲しい もうニ度と会えなくても …

わたしの生活を抉りながら落す言葉を「病みツイート」って言われる