殺意と炎天下の純情

吐いて捨てるほどの

満員電車の中でストロングゼロを飲むな、と思う

 

 

酔っ払いと仕事終わりのサラリーマンが屯ろする電車の中で、本当に大切なことってなんだろうかと考えている 答えが出るものでないこともわかって

知らない人が嫌い

何者かわからないから

全員の頭をこじ開けて、赤色の脳味噌をペットボトルに詰め込んでラベルを貼ってみたい

 


「白い画用紙に白い絵の具を塗り添えて、額縁に入れたものを絵とするのは、私の作品として、間違いではないような気がする」

白は広く遠くて、永遠の象徴で、黒と対立しながら共存しているのが好き

黒が好きな理由は他の色に交えないからだけど、白が好きな理由は他の色を交えることができるから

紙切れ一枚分の裏表で隣り合わせ

 


白、黒、青、銀 を透明の座標と近しいものとして見て 透明なものが好きだから


向こう側が近しく見えるのに、そこには確実にその「透明」が存在していて、許容と断絶を含んでいる 

 


許容と断絶、共存と断絶

白と黒 黒と白 

 

空気を纏っている。 空気とは厚い壁

 


簡単に侵入することのできる壁