殺意と炎天下の純情

吐いて捨てるほどの

 

 

何事があるたびに昔の記憶に蝕まれる 

それは私が抱えてきた唯一の(総てを唯一としている)苦痛だから

苦痛で次の苦痛を思い出すシステム

記憶は反芻します

 

ありがとうもごめんねも響かなかった

死人は消えた

喉の浅いところから吐き出された

透けて見える裏側

 

と゛れた゛け

大切にしていても

人は愚か

また間違う

言い訳は無い